実家のリフォームの片付けに訪れたY
母の鏡台の移動と掃除 鏡台に付随する細身の収納の中に何かある
土の塊? 箒の柄で 突っつき剥がすと、蜂の巣が現れる。
なんでこんな所に蜂の巣.....半分以上カラカラに干からびていたが、数匹の蜂が飛び出す。
慌てて 廊下へ出て、庭でダンボールを片付ける母に蜂の巣の存在を告げる。
毎日使っている鏡台だが、収納のタンスは近日開いていないのだと。
確かに、幼少期に開いていたのが最後だったか、母が使ったのを見たことがなかった。
だが不思議だ。気味が悪い。
鏡台の片付けを嫌になった私は、母を手伝う。
垣根の向こうに、誰も住まなくなった家屋がある。幼い頃 何度か家に上がった事はあったがそれきりだ。
今日は大勢の声が聞こえる。家主だろうか?
家庭菜園の畑をまたぎ、その家の縁側をのぞき込むと、大勢の人が何やら撮影をしている。
こんな所で撮影?変わったこともあるものだ。
私は気づかれないうちに、作業へと戻る。
昼近いこともあって、母は、台所へ。
鏡台は、いつの間にか 父が、庭へと移動させ 開きっぱなしのタンスから 数匹の蜂が舞っていた。
蜜蜂だ。母は蜂に刺された事があるので 早急に何とかしたい。だが私も怖い
箒を振り回す。
「can I help you ?」←ここから軽い英語でのやりとりが続く。
道路の方で声がする
スタイリッシュな服を身にまとった人が、こちらをみている
とは言っても 田舎ではそうそう見ない出で立ち ジャケットにストライプのシャツにパンツ ヘアスタイルが整えられているし 化粧も..... モデルさんかな? 昼時で休憩なのだろうか?
見入っているともう一度声をかけてくる
「何かあった? 英語じゃだめか.....」
「いえ 英語で大丈夫 こちらは問題ないです。」
「なにしてるの?そんなもの振り回して。」
私の真似をして 振り回すフリをする。
「 蜂の巣があってね。 戻った方がいいよ モデルさんでしょ? 危ないよ。」
「モデルじゃないけどね。僕 クリス。タイランドから来ました。」
「タイ? なんでこんな所に?」
「撮影だよ ドラマのね。」
綺麗な人だなとは思ったが、俳優かな?そんなに遠いところからわざわざ撮影に来ることに驚いた。
クリスは庭に来た猫を追いかけたところで 蜂と戯れた私が目に入ったのだと
「猫 来なかった?」
「えーっと 見てない。 戦ってたからね」
「ねえ 名前は? 僕名乗ったし。」
「あー そうだったね 私は.....」
そういいかけた時 誰かがやってきて、クリスに声を掛けた。
「呼ばれたから行くね。色々興味あるから 後でもう一度来てもいい?」
オーケーと言うと、玄関の横の細い小道に消える。
スタッフらしき日本人が 詫びる。
「お騒がせしてすいません。半日程で終わりますから。 それと.....先ほどのクリスが言ってたこと忘れて下さい。タイの有名な俳優でして」
「そうでしたか 存じ上げなくて。蜂に刺されたら大変ですよね。」
「まあ それもありますが、自国に恋人いるので彼は。あー これも忘れて下さい。」
はぁ..... なんだったのか.....
「蜂の巣 取ったよ~」 父が蜂の巣をビニールに押し込んでいる。
もう一度 見つからないように垣根の向こうを覗いてみる。
縁側で 寝そべる クリスの姿が見えた。
って夢を見た555555555
まず蜂の巣が怖い
収納タンスの中にってどういうこと
母との会話に 私もここでメイクとかしてたでなあって会話もありました。
クリスを知らん Y
2、3分の会話
その間も蜂の巣が怖い
ビーハイブ?
ヤーヤー ビーハイブ, メイビー ハニービー ライク ザット イッツ オーケー
蜜蜂やから 多分大丈夫やでって思ったけど、我が家の出来事なので 危ないで 下がってろ?って 言いたくてね。
うちの実家 田舎だから かなりの違和感あったよ
夢だからね そんなこともあるか
クリスを知らんので 普通に会話したわ 555555555
※恋人って誰?555555555
※わざわざ 口止めせんでも クリス知らんから 夢の中のYは って起きたとき思ったわ5555
※もしかして 恋人はあのライオン?
【追記】さっき思い返してたんだけど I have an interesting..... 興味あるからってよりも面白いからって言いたかったかもね タイの有名俳優さん5555